街とその不確かな壁/村上春樹

税別2700円。書籍ってこんな金額だったっけ?でも文庫化まで待てないので購入した。

本当は文庫のほうが携帯性に優れていて価格も安くて好きなんだけど。

本作は、新聞かなにかで「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の再構築した作品だと読んで、「世界の終わり~」は私の中でもトップ5に入るほど好きな作品なので、絶対読まないと!と思って購入した。

読後の感想だが、かなり抑制的で終始落ち着いた展開だったなーという印象。

「世界の終わり~」は過激だったし、「1Q84」のパラレルワールドのほうが壮大でエキサイティングだった、「羊男」のほうが個性的でチャーミングだった。というわけで傑作ではないという印象だけど、楽しく読めた。読まなきゃ分からないしね。イエローサブマリンのパーカー買おうかな。

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