草加健康センター サウナ
私が知っているくらいだから、草加健康センターはサウナー界隈ではとても有名な店なんだろう。
体験重視&実践派の私としては、バケットリストに「草加健康センターへ行く」という項目を載せたまま長らく放置はしておけない。
そう考えてやってきた。浦和の我が家から車で20〜30分。まあまあ近い。
さて、草加健康センターだが、大きく広々とした30人は座れるんじゃないかというサウナ室。ストーブ2機体制でチンチンに熱した高めのセッテイング温度。2、3分もすれば滝汗である。サウナマットも使い捨てで清潔だ。
そしてこのサウナ、出入口は露天エリアである。サウナから出ると途端に始まる外気浴、そしてサウナ室横には露天の水風呂。小さな滝からザーザーと流れ落ちる清冽な水流が満たされた水風呂。手桶で清冽な水を汲み、頭から浴びる。ウヒョー冷たい。もう一度、水を汲み。そして頭から浴びる。うびー気持ちいい。もう一度・・・。
快晴の秋の青空のもと、傍らの小さな滝から注ぎ込む水流の音で空間が満たされている。清冽な小川の清流にお邪魔させてもらっているような感覚になった。
外気浴エリアは水風呂横にズラリと椅子が並び、その他にもベンチなどある。特等席は奥まったところにある一人掛けチェア。背面の景色が透けて見えるので、開放感抜群である。露天エリア全体の周囲は高い壁なのでそこまで開放感はない、あとそんなに広くない。
人が多いとストレスになるだろう。客層はかるまる同様めちゃくちゃ良い。サウナハットの人も複数見かけるしブームなんだなと実感する。
そんなことを考えながらいると、両眼の間の奥深いところで、肉体的な精神の塊が胎動しだす。それに耳を集中すると、その胎動は身体中に伝わる。ぶるっとくる感覚。痺れたような感覚が全身に伝播する。全身が痺れて麻痺したようになる。そしたら一気に全身の身体からあらゆる緊張を解く、頭を開放する。そして深いところまで開放できた時に整う。
露天風呂濁り湯で暖まるのもいい。
内湯エリアは天井もすこぶる高く、大きく取られた大きな天窓から陽光が射し込む。明るくて広くて開放的だ。中には水流マッサージ付きの寝湯だったり、薬湯、炭酸泉、ジェット水流風呂など多様な風呂があり、飽きない。
また、平日昼間でもそれなりに客はいる。なにかをするのに行列ができたりみたいなことはないが(先日のかるまるは一人用蒸し風呂に並んでいる人を見た)、それでも時折人口密度が高いと感じることもある。そんな時に色んな風呂や休憩スペースがあって、人が少なくて自分にとって快適なスペースを見つけられるのは良いと思った。
総じて高評価。最後のサウナ→水風呂→外気浴では完璧に整った。
やはり有名になる店って確かなんだな。
草加健康センターではゴハンは食べず、いつもの名も無き湖へ。そこで夕陽と湖を鑑賞しながら、コンビニ弁当+ノンアルコールビール。そしてチルしながら、これを書いている。