宮古島一人旅
5年前から友人と一緒に宮古島で果樹を育てている。
その果樹に実がなったということで急遽訪問した宮古島。5年ぶり。
滞在中は毎晩友人宅で宴会。
お昼は雨も多かったけどずっと振り続けているわけではないので、ビーチ散策したり、海水浴したり、スノーケリングしたり、ヨガしたり、マッサージしてもらったり。
徐々に身体が宮古に馴染んでくる。
浄化されてピュアになりたい、オーガニックの食事を摂りたい、環境と波長を合わせて整いの境地へ行きたい、身体と精神と魂を合致させて悟りを得たい。
私が会った宮古島にいる友人のコミュニティの人々は皆、移住者であった。みんながみんな、オープンマインドで旅行者である僕にも親しく親切にしてくれる。
そして、みんなそれぞれの形で、ピュアになろうと生きている。
音楽、ヨガ、アユルヴェータ、麻信仰、オーガニック食品、ベジタリアン主義などを実践している人が多かった。
綺麗なビーチで日光浴して、美しい海底世界をスノーケリングで満喫しているだけでもリラックスできるが、今回は特にヨガとマッサージが良かった。
島で生活している友人の友人の女性がしてくれるヨガやマッサージ(ボディセラピー)は、僕と彼女達の波長を同期させて時間と空間を共有してくれるかのような感覚を味わえた。
男友達とは一緒に遊んで、話して、メシ食って酒飲んで「繋がる」感覚を得る。
なかなか島の女性陣とそのような「繋がり」を持つのは難しいので、ヨガやマッサージはとっても素敵な手段だと思った。
良い気づきになった。旅に行ったら旅先でヨガやマッサージを受けるようにしよう。
〜後日追記〜
普段であれば、旅行から帰ってきたら大体すぐに頭が切り替わる。夢のような旅の時間から、目が覚めて普段の生活に集中する。ところが宮古島旅だけは違うようで、なかなか覚めない。
目を閉じれば太陽の光で煌めく珊瑚礁の海中が見えるし、友人家族はすぐそこに住んでいる感覚になるし、宮古島で習ったヨガの鼻呼吸エクササイズは一日に何度かやってる(腹筋の鍛錬になる)。
環境という意味では宮古島だけでなく、世界中で沢山の美しいユニークな場所を旅してきた。ではなぜ、宮古島旅がこんなに特別なのかというと、友人コミュニティが彼らの生活の中に招き入れてくれたからだという考えに到った。
旅人は旅人であり当地の生活者ではない。観光したいし、特別な体験がしたい。生活者の普段の生活とは違う。
旅人が当地生活者と波長を合わせて当地で生活している感覚を得るのは難しい。
しかし、今回の旅では友人や彼の家族や友人達が、まるで僕が当地で生活している仲間の一員のように迎えいれてくれた。僕は自然と彼らと彼らの住む場所に波長を合わせて一体感を得ていた。
その一体感は心地よく、僕を包み込み続けている。
また行かなければ。