GWビーチキャンプでテント倒壊

黄金週間(ゴールデンウィーク)、小~高校生までの子をもつ世帯にとって夏休み・冬休み・春休みと並ぶ、家族イベント開催の貴重なチャンスである。

我が家では緊急事態宣言下ではあるが、静岡の海水浴場兼キャンプ場を予約して3泊4日のキャンプ旅行へと出かけたわけだ。

緊急事態宣言中に?という声もあるだろうが、私は緊急事態宣言中の首都圏の週末の公園の様子を知っている。そう、激混みなのだ。

せっかく天気がいいんだし、子供たちもずっと家にいたら退屈そうだし、そうだ近所の大きな公園に行こう、屋外なんだから安全でしょ。という発想のファミリーが沢山いるのだ。

当然、黄金週間中に天気が良い日があれば、首都圏の大きな公園はそれはそれは多くの人々で埋め尽くされることだろう。

そこで静岡くんだりまで出かけてビーチ沿いでキャンプのほうが、まだ安全だし、よりスペシャルな体験となるだろう、と数カ月前に取った予約をキャンセルせずに決行したというわけだ。

だが、到着初日は暴風雨であった。我々はなんとかテント(コールマンの2ルームテント)を張ることができた。が、我々の左隣のエリア、同じタイミングで設営を開始したご家族は設営中にテントが倒壊し、心が折れたのか、設営を諦めて設営途中のテントその他を放置して、車中で宿泊していた。また右隣は宿泊用の小型テントこそ倒壊しなかったものの、タープで作る大型の団らん用のリビング部分がやはり倒壊してしまい、終始、狭い小型テント内で過ごしていて気の毒だった。

そんな中、我々は第一夜は風でテントは撓む(たわむ)ものの、倒壊の不安を抱くこともなく、2ルームテントの前室部分で楽しくディナーして、就寝することができた。

さて二日目の朝。雨は止んだものの、強風はゴーゴーとけたたましい音を立てながら猛烈に吹き続けている。ガイロープ&ペグでテント全体を補強するも、以前の強風時にはなかったテントの撓み(たわみ)が矯正できない。

テントの風を受けた側が大きく凹み、その凹みがポールを軋ませる。

どうしたらいいいのか分からなくて2ルームテントの前室側3面をフルオープンして風を逃がすようにした。結果、いくらかマシになったような気がしたので、買い出しとランチに出かけた。

数時間後、キャンプ場に帰ってきたら、見事に僕たちのテントは倒壊していた。

しょうがないのでキャンプ場に戻って来た15時過ぎから撤収を始め、予約(3泊4日)を余らせて早期チェックアウトとなった。

収穫は「こんなにもストレスフルな状況で妻とケンカしなかったこと」。

敗因について分析しようと説明書や設営動画を改めて見たり、他社(SnowPeak)の2ルームテントの設営動画を見ながら考えた。

一番の敗因は底面を左右に渡してあるベルトを締めないで設営したことだ。

この左右を渡るベルトを締めた状態で設営することによって、逆U字型のテントポールの仰角が決まり、適正な防風構造となり、強度が増す。

僕らは特にこのベルトに注目せず、底部左右ベルトを締めない状態で設営したため、逆U字型の底部が開きすぎていて、結果としてテント全体の防風強度が著しく悪化した。このため風を孕んでしまうようになり、風によって撓み、軋み、倒壊という結末となったわけである。

良い勉強になった。

さて、代替テント。今はキャンプがブームだから品薄だ。

今回の暴風雨のキャンプでも、耐えていたのはSnowPeakの背の低いテント。何よりも実績が凄いと感じた。→早速注文した。アマゾンの到着予定がだいぶ先なので本当に届くか不安。

DODのトンネルテントも防風試験動画を見る限り良さそうだ。→ちょうど、抽選販売中なので購入応募した。抽選に当たるといいな。

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