岡本太郎美術館@川崎生田緑地
登戸駅よりタクシーで700円くらいで生田緑地(大きな公園)東口に到着。
随所で咲き誇る満開の桜を見ながら、公園内を進み岡本太郎美術館へ。
岡本太郎という芸術家について、真っ先に思いつくのは大阪万博記念公園にある太陽の塔だろう。
もう何度も実物と対面してきたが、毎回、この世に忽然と現れた異質なもの、唯一無二の存在感に畏怖の念を抱く。
岡本太郎のなにかに取り憑かれたかのような語りや、奇をてらっているタダの変わり者的な雰囲気に、以前は胡散臭さを感じていたが、段々と私の中で消化が進み、浄化されていっているようだ。
なんというか、心が乱されず、作品と向き合えるようになってきた。もしかして私自身が少し大人になったのかも。
んで、そんな平静の心で岡本作品と向き合うにあたり、ここ岡本太郎美術館は最高の場所だった。
やっぱり岡本太郎の彫刻がいい。抜群にいい。
絵画は派手で遠目にはいいかもって思うけど、近づくと、少々残念になる。仕事量ではないんだけれど、完成度が落ちるかな。
あと岡本太郎ではない作家達の現代美術展示もあった。これらも見応えあり。大満足だった。