香川アート旅 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 と イサム・ノグチ庭園美術館 

高松駅前でAM8:00にレンタカーを借りて丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ。AM10時開館なので朝うどんを食って充分間に合う。

駅前に現代美術館なんてよく建てたなと思った。

面白いと思ったのは二点、どちらも映像作品だ。

Nam June Paik(ナムジュンパイク)のGlobal Groove

Zbigniew Rybczynski(ズビグニエフ リブチンスキ)のTango

Global Grooveはソニー製のブラウン管テレビにサイケデリックコラージュ風味な味付けで、男女ダンサーによる滑稽ダンスが延々と続いていく。70年代ヒッピーカルチャーなのかアーティストもLSD摂取してぶっ飛んで作ったんだろうか、かなり持ってかれる映像だった。あとテレビ壊れたらどうすんのかなとか思った。

Tangoは丸テーブルに椅子数脚、大きな窓1つにドア3つの部屋に時間差で次々と人が表れて思い思いに過ごして去っていく。それぞれの登場人物の行動がリンクしている。紳士が部屋に置いたカバンを窓から忍び込んだ泥棒が取っていくというように。この時間差物語は見ていて飽きない。やはり見入ってしまった。

丸亀の後は、高松まで戻り更に20分ほど北東にドライブした牟礼にあるイサム・ノグチ庭園美術館へ。

週3日の営業で、かつ時間指定の事前予約制&団体見学と面倒くさいことしきりだが、行く価値はあった。

石切山に近く、石加工業者も集積した牟礼の地に、イサム・ノグチが作品作りを行ったアトリエ、住居、展示館、庭がある。

遠目に見たらひょっとするとただの岩に見える。けれども、どこかにイサムの手が入っている。ただの岩に見えるけど、よく見てみると全然ただの岩じゃない。岩が宇宙そのものを体現していたりする。完璧な形を実感できる。

イサムノグチ庭園美術館で唯一撮影可能な正面入口オブジェ
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
Nam June Paik(ナムジュンパイク)のGlobal Groove
Zbigniew Rybczynski(ズビグニエフ リブチンスキ)のTango
猪熊弦一郎の絵画。ポストカード購入した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です