香川アート旅 高松 豊島(てしま)でアート作品を電動自転車で一日巡った
AM9:30高松港発、直島経由で豊島に10:30到着。
電動自転車を借りて島内のアート作品を巡った。
豊島美術館 この白い広い空間内にいてただ突っ立っているだけで、非常に心が落ち着いてくる。
足下の地表から時折、少量の水が染み出してくる。水はその場に留まっていたり、風に吹かれて地表の上を滑って、他の水滴と合流して水たまりを作ったりする。
風に白い紐がたなびく。
白壁ドームに空いた穴からは、青い空、白い雲、森が見える。留まってるようで常に変化している。
良かった。豊島のベストプレイスは間違いなくココだろう。
入場前の瀬戸内海に突入していきそうな道路も良かった。
他の作品も良かった。
有料の展示はどれも良かった。ただし、「心臓音のアーカイブ」は僕は楽しめなかったけれど・・・。アートに意味を求めてもいいけれど、体験して合点がいくような作品が最良であり、説明的で意味的なものは大した作品ではないと思う。
豊島横尾館︰巨石と小川を配した日本庭園だが、巨石は赤く塗られ、小川は原色の奇妙な紋様のタイル張りである。そこに鯉がゆうゆうと泳ぐ。横尾忠則の絵画やインスタレーション。パワーに持ってかれる。
ささやきの森︰森の中に無数の風鈴が吊るされている。風の流れを音で感じることができる。高尾山登山して、裏高尾の尾根沿いの高原でチルしたことがあるけど、それを思い出した。あの時は登山後なので、身体の肉体的な疲れが昇華されるような極上の体験だった。
唐櫃地区の駐輪場から山道(途中から未舗装)を1km登る。私は自転車で行って良かった。
森万里子、レモンホテル、豊島八百万ラボは見られなかった(休み)。
《メモ》
・寒かった。結構エリア間が離れていて自転車に長い時間乗る。15時過ぎると12月初旬は寒い。直島に備えて手袋買った。
・昼ごはんの時間設定が難しい。どんな展示にどれだけ時間使うのか知らないし、かといって事前情報調べすぎて、体験の新鮮感が失われるのは嫌なので、結局いきあたりばったり。
本当は「海のレストラン」か「島キッチン」に行きたかったけど、食事終了時間を過ぎていたりして食べられなかった。
・自転車運転者は飲酒運転になるので下さいレストランでお酒は出してもらえない。仕方なく入った店で地場の貝塩焼きとタコのピリ辛炒め定食を頼むも、ビール出してもらえず、お酒のアテにしかならないメニューでご飯食べるの辛かった。