日本の不思議な建物101 文:加藤純、写真:傍島利浩
関東の個性的な珍建築物(迷建築物、オモシロ建築)を紹介した本。
奇怪遺産好き、珍スポット好き、お散歩好きな私にはピッタリの本である。
やはり珍建築は人の心に強く印象に残るのだろう。私自身が実際に目にしたことのある建物が沢山あった。
とはいえ、まだまだこんなもんじゃないだろう、まだまだもっとオモシロ建築あるだろうという感じはする。
世界遺産のようにメジャーにはならないので、情報収集が大変だろうな。
今だったらところざわサクラタウンも取り上げるべき建築物だろう。また紹介されていた建築物のいくつかは、今は取り壊されてしまったり改築されたりしてしまったものもある。
時と共に変容するのもこうした都市の中の建築物の宿命であり、味わい深い。