青年の大成 安岡正篤
心を明るく、清い望みを持って生きましょう。
貧乏であること、頭が悪いこと、病弱であること、多忙であること、これら全ては自分自身を鍛錬するのにとても有用なものである。
情報摂取過多になるな。自己と向き合え。沢山勉強しろ。知識や技術など枝葉ではなく、自己と向き合い幹を作れ。
と、まあこんな感じの内容だった。この人がどういう人か知らん。歴史学者だろうか。なぜ購入したのか謎である。たぶんAmazonのリコメンドとかだろう。
心動かされることはなかった。
冒頭で「現代日本社会では生活を楽しくする第三次産業が隆盛で、人々は朝からスマホ、ネット、ゲーム、株式、スポーツ云々に夢中になっていて、人々は自己と向き合う機会がない。自己とか自分がない。白痴だ。」と言っていて特に自分とは分かりあえない断絶を感じた。
以前読んだD・カーネギーの「人を動かす」のほうがタメになる。人生をより良く生きるための行動や考え方が明快だった。
子供に薦めるなら断然「人を動かす」だな。