ところざわサクラタウン@埼玉県所沢の異質な建造物を体感してきた

平凡で通常運行中の穏やかで退屈な世界に、ドカンと異世界からやってきたような巨大物が鎮座している状況が好きである。

ブラジルクリチバのオスカーニーマイヤーの目の形の美術館、大阪の万博記念公園の太陽の塔、茨城県牛久の牛久大仏。異様さ、圧倒的な異質物感、存在感。不動であるのに不気味。なにか深淵の闇を除くような感覚。

ところざわサクラタウンの美術館もまさにそんな建築だった。

中身の展示や周辺の商業施設などは、ほとんど無価値だったが、この建築を眼前にする体験だけは価値があった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です