秋田温泉一人旅 乳頭温泉 鶴の湯
一本松温泉たっこの湯から、往路と同じく30分乳頭山登山道を歩き、無事、黒湯温泉駐車場に戻った。そこから7kmほど離れた乳頭温泉郷の鶴の湯へドライブ。
鶴の湯は黒焦がし板の宿泊棟、及び、男女別風呂棟、混浴棟、その他、諸々が黒焦がし板で統一感をもって構成されている。歴史を感じる。
鶴の湯の混浴風呂は20畳近くあり源泉が底部から湧出している。
乳白色の硫黄香がする。
少々深く80cm位、当然、大人の男でも尻を湯の底部につけた状態だとどんな座り方をしていても首までドップリ湯に浸かる状態だる。また湯の温度も40度以上ある。
すると、当然、5分も浸かっていれば、熱くなって、少なくとも半身を空気中に出して涼みたくなる。湯の淵などに腰掛けて山の風を身体にあてて涼み、また温泉に浸かるを数セット繰り返していると、具体的な思考は困難になり、ただただ100年以上のこの温泉が持つ悠久の歴史の一部となり、快楽に呆けてしまうばかりである。