コンチキ号漂流記 ハイエルダール著/神宮輝夫訳

実話であるというのは凄い。

信じられない難易度の命知らずの漂流旅なのに、肝心のイカダ作りも仲間集めも若干行き当たりばったりだったので心配になったが、数々の困難も強いチームワークと楽観主義で乗り切ってしまう。痛快な冒険譚である。

ポリネシアの人々は南米からやってきた。この学説を証明するために、実際に南米ペルーから当時存在していたイカダで広大な太平洋をポリネシア諸島まで渡る旅。浪漫溢れる冒険、読書によって追体験できて幸せだ。

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