関西万博、當麻寺 連供養会式、吉野山桜鑑賞
バケットリストのアイテム4つを消化するために関西へ。ついでに人生二度目の吉野山の桜も鑑賞しにいく。
・関西万博
・當麻寺 中将姫ご縁日 練供養会式
・万博記念公園 太陽の塔の内部見学
・飛田新地 鯛よし百番
初日(日)。AM7時に自宅出発。新大阪駅から万博記念公園へ向かう。1970年に万博を開催した際のアイコン、太陽の塔が有名だ。僕はこの塔が兎に角好きで、過去に何度か観にきた。今回は初の太陽の塔の内部見学にきた。
日曜日、2025年の万博の開催初日なので。古いほうの万博記念公園は空いてるかな?なんて思って予約しないで当日券狙いでいたが。万博記念公園駅へ向かうモノレールが人でぱんぱん。駅から万博記念公園まで人がビッシリ。その辺の民間人に訊いたら万博開催を記念してブルーインパルスの飛行機ショーをやるから皆見に来ているとのこと。
結局、ブルーインパルスは雨のため中止、私は民俗博物館と当日券GETした太陽の塔の内部見学を果たした。
駅が凄い人混みでコインロッカーの前にも人垣。それを掻き分けてロッカーにたどり着きスーツケースを預けるために空いているロッカーに200円を入れた。そして重いスーツケースをロッカーに入れたところ、ロッカーの扉が閉まらない。スーツケースがロッカーより大きかった。
泣く泣くその後も民俗博物館→太陽の塔とスーツケースをゴロゴロひいた。
西成のホテルブリッジはユニットバスだが充分。安い。
新世界&通天閣、スパワールド、阿倍野が近いのもいい。ここに3泊した。
飛田新地の鯛よし百番へ兄貴と。さすが兄貴。色々な店を知ってる。
飛田新地のちょんの間は異世界探訪な感じで面白い。
すき焼き。兄貴は今回も酒飲まない。サンドピクチャと足裏角質とりとピアス穴あけキットを贈る。
「ピアス穴開けたことない63才にピアスの穴あけ器って・・・オモロイわー」と喜んでくれました。
二次会しようにも中国娘のカラオケガールズバーしかなくて兄貴的にそういう店はNGで解散。
その後一人で西成や新世界を徘徊し、結局、宿近くの台湾料理屋で海老水餃子。美味い!
二日目(月)午前はホテルで仕事。
昼食は阿倍野橋駅直結ビル地下の五の五。鳥刺しレバー、串焼き、肉吸い。最高。
當麻寺へ16時の開始ぎりぎりに到着。當麻寺の中将姫ご縁日 練供養会式では仏様の行進が観られる。動く菩薩、踊る仏を鑑賞。ずっと続けている伝統行事、これからも永続してほしい。
夕食は大阪阿部野橋駅の中の立ち食いうどん⇒いか天がくそマズくて失敗。テイクアウトで蓬莱551の焼売6個。
三日目(火)万博へ。開幕前に購入しておいたチケット代は4000円。安すぎる。開幕後の購入だと7500円。それでも内容に比べたら安いと思う。AM9時に夢洲駅到着。入場ゲートは一見して混んでいるように見えるが、9:00に到着して9:30前には入場できた。
入場してしまえば、予約なしでも入れるパビリオンが多くあったし、満足度は高かった。
万博に関する報道はネガティブなものが多く、「様子見」している人が多い印象だ。
人の評価を気にしてグズグズ行動しないでいるよりも、自分でまずはじめに体験してみて、自分なりに感じることが大切だと改めて思った。ちなみに今回体験した中で一番良かったのは「いのち動的平衡館」パビリオン。外観でカッコよかったのはスペインのパビリオン。
子供達が行きたいと言えば連れて行ってあげたい。
僕自身ももう一回くらい行きたい。
AM9時からPM9時まで精力的に動き回ってヘトヘト。
22時過ぎの遅い夕食はホテル並びの台湾料理屋。今回は醤油ラーメン、麻婆豆腐丼、焼き餃子。初日に食べた海老ワンタンスープが美味しかったので期待していたが、今宵の品はどれも凡庸な味だった。
四日目(水)桜を見に吉野山へ。時期的に奥千本が満開の時期だが、かなりの量が伐採されていてそもそも桜の木が少なかった。
吉野山の桜も老朽化なのかな?吉野駅から中千本まではバスで登り、そこからは全て徒歩。奥千本までは中千本から1時間強のトレッキング。
吉野山二回目訪問なのに全く前回の経験が活きてないのが反省点。
全ては山へ行くのに、まるで公園に行くような気分でなめていたこと。
・トレッキングでは大量に汗をかいた。メッシュの下着をつけていくべきだった。
・水筒やカップ麺、あるいは弁当を持参すべきだった。奥千本でも休んだ気がしない。
・帰りに温泉「吉野の湯」があったので入った。それはいいが着替えを持参してなかった。
まあ、だけど失敗大歓迎。失敗やトラブルが人生の良いスパイスになる。
さて、温泉を出たら温泉閉店時間=15時の15分前。吉野山を下ってきたであろう女性客が温泉の前で腕時計を見て、閉店まで残り15分かと落胆した表情を見せたので、思わず「あと15分だと厳しいですね」と声をかけてちょっと会話した。その時はそれでお終い。
旅行中の軽い会話、よくあることだ。
さて、自分は電車に乗って東京に戻る前にビールとご飯を食べたい。そこで吉野駅に向かう途中の眺めが良さそうな食堂に入った。
そしたら偶然、先ほど話した女性も食堂に入ってきた。完全に偶然。一緒のテーブルで歓談しながらご飯休憩。
彼女も今日横浜へ帰るというので、流れで一緒に帰ることになった。
途中駅で彼女の荷物をピックアップし、私の荷物を預けた阿部野橋まで一緒に電車で行き、一昨日も行った地下街の大衆居酒屋五の五へ。チューリップソース味が美味い。レバ刺しも満喫。彼女は女一人で大衆酒場入れないタイプだそうで、とても喜んでいた。
二人揃って20時頃退店し、新幹線で一緒に帰った。
彼女は新幹線の自由席派だそうで、私もそれに倣う。
指定席が取れなくても、とにかく来た新幹線に乗ればいいから効率的とのこと。
確かにこのスタイルもアリだと思った。
まあ僕は指定席のほうが安心して座れるからいいけどw
やっぱり旅のだいご味は出会いだとつくづく思った次第である。