長崎一人旅2 雲仙普賢岳、白木峰、いのちのサウナ、針尾無線塔、御船山楽園ホテル・らかんの湯

雲仙ロープウェイで雲仙普賢岳を鑑賞。平成初頭の大噴火で新しくできた山、平成新山が未だに噴煙をあげていてパワフル過ぎる。火砕流や土石が海へと流れこんだ後が今でもハッキリと分かる。雲仙地獄はよくある硫黄噴出地帯だが、この地獄エリアは時を経て移動していることがよく分かり面白かった。雲仙地獄は三世代の地獄(岩石と噴気、噴気なし岩石のみ、緑化進行中の平地)が見えるので興味深い。長崎への帰り道に「諫早市(いさはやし)御湯神指しベストパワーランド・いのちのサウナ」へ立ち寄るも早めに閉店したとのことで入れず。涙。

翌日、まずは白木峰高原から雲仙エリアを鑑賞。これまた絶景。居心地が良い。昼間から絶景パーティー。

そして満を持して命のサウナへ。竈で火をバンバン燃やしている中へ麻袋を被って入り、火の熱さに耐えること10分を3セット。間にヨモギ蒸し30分。若女将が昨日に引き続き沢山コミュニケーションを取ってくれて嬉しい。時にフルチンの俺を甲斐甲斐しく世話してくれてホスピタリティ抜群だった。竈で焼かれるのは体力を消費するのか心地よい達成感に包まれて完ぺきに整った。

長崎に戻り伊那佐山のロープウェイで伊那佐山の山頂へ。

ロープウェイの麓駅までローカルバスに乗ったが、バス停の度に乗ってくる人や地名から色々想像できてタクシーよりも楽しいと改めて思った。タクシーの中の運ちゃんとの会話も楽しいけどね。

伊那佐山の夜景が綺麗だ!香港や上海のほうが魅せるためのビルが多くあるので派手ではある。しかし日本の夜景の抑制の効いた端正な美しさ。なお、稲佐山の展望台はレストランが潰れていてまさかのアルコール提供店舗なし。これはアカン。

神戸・摩耶山や函館・函館山、長崎・伊那佐山と三大夜景を制覇。

雲仙普賢岳 平成新山と火砕流が流れた軌跡
白木峰高原 菜の花が咲いてたら更に素敵だろうな
白木峰高原
いのちのサウナ。公式ウェブから借用。僕は麻袋被ってうつ伏せなのでこういう光景は見ていない。

長崎駅から車で1時間程度神の浦港を10:30発のフェリーで池島へ。ここも軍艦島と同じく炭鉱で栄えた島だが、炭鉱閉山しても島自体は閉鎖せず生活している島民も未だ100名ほどいる。

軍艦島では機械や工場などは崩壊済なのか全く見られなかったが、池島では石炭採掘のために膨大な費用と労力作られた巨大で複雑機械が役割を終え、だからといって撤去や解体されることなく放置、風雨に曝されて腐食、自然崩壊していく様は無常感が漂い不思議な気持ちになる。

池島から神の浦港への最終の船16:40まで、めいっぱい廃墟炭鉱を探索した。その後、佐賀県武雄市に向かうが、途中で大正時代に建てられた佐世保送信所こと針尾の3本の無線塔が異形すぎて思わず高速を降りた。既に閉館時間を過ぎていたので詳細不明だが、塔に登れるようなら是非また来たい。

池島の立坑
池島の炭鉱トロッコ電車
廃墟化したコンクリ製団地群
針尾無線塔

佐賀県武雄市の御船山楽園ホテル・らかんの湯に宿泊。廃墟化するほど廃れていたホテルがチームラボとのコラボで完全復活。異次元のホテル体験、素晴らしいサウナ温泉体験ができた。めちゃくちゃ素晴らしい。

御船山楽園はそもそも鍋島藩(佐賀県)の城主が造成した御船山とツツジや桜の庭園。もしツツジや桜が満開だったら、それはもう完全に楽園だと思う。是非、来てみたい。

九十九島国立公園、長崎平和公園を鑑賞して最後の夜となった。

長崎では思案橋通りや新地中華街あたりの飲食店、他にも各先々で気になる店へ入ったが、印象に残った再訪価値のある店は下記。ちゃんぽんや一口餃子、刺し身、色んな店で食べたが、だいたいどれも寝ぼけた味だった。

スイーツとワインの専門店ソムパテ→ブリュレとロゼワイン相性抜群

一口餃子と鶏料理の宝雲亭&とり福→一口餃子初めて「まあまあ美味しい」と思った。とり福のむね鶏の素焼きは焼き加減が絶妙。美味すぎた。

御船山楽園ホテル 朝食もナイス
御船山楽園ホテル 部屋も素敵。ただし電子レンジなどはナシ。
武雄市図書館
御船山楽園、ツツジや桜が咲いてたらさぞかし見事だろう
九十九島
とり福のむね焼き600円
ソムパテのクリームブリュレ800円とロゼグラス850円、合計1650円で会計。安すぎない?

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