ヨガを楽しむ教科書とヴェーダーンタ哲学
ヨガにハマってる。私のヨガの目的は精神と身体の完全な安息を得ることで、シャバーサナ(屍のポーズ)で悟りの境地(サマディ)への到達目指して、ブッ飛ぶのが好きだ。
そんなわけでヨガの本を読む。
ヨガを楽しむ教科書/綿本彰
そこでヴェーダーンタ哲学を知った。陸は独立して見えるけど実は海底で陸地はひとつながりである。つまり宇宙の万物はひとつながりである。という考えで、万物との合一を悟りの状態とするそうだ。
はい。キタコレ。実は私は以前より既に悟りの境地に達していたのだ。
20代の頃、人生何枚目かのxxxを食って飛んでいた時。
私(自分)の意識は私の頭の中に留まって存在しているわけではない。
私の意識、あるいは魂、は同時にあらゆる場所に偏在している
風に揺れる草花の葉っぱの一枚にも、その草花の葉陰で夕暮れ前に羽根を擦り合わせ音を奏でる鈴虫にも、時には石や彫刻作品などにも私の意識は偏在している。しかも同時多発的に。
私が木の枝を折る。私(人間)は折ったが、折ったと同時に木としての私(の意識)は折られている。
痛み、悲しみ、そういったことは一面的な感情で、全体としては大きな枠組みの中での構成要素の揺らぎに過ぎない。
こういったことを悟った。
そして、あーなるほどこういうことかー!と一人で納得していた。
これは完全に自分オリジナルの考えだと思っていたが、ヨガを楽しむ教科書に紹介されていた『ヴェーダーンタ哲学』というのはまさに私が悟った内容と同じではないか!
いやー、でも悟ったからといって直接的に生活が変わるわけではないのよね。ただハプニングに対して大らかさと共に対応できるし(全事象に因果あり。アイツも私、私はアイツ。)、本当に大事な物事にフォーカスできるようになる(客観視)ので良い経験だった。
本当に自分にとって大事な物事にフォーカスするには、終わりを意識すること、も大事。今日が人生最後の日だと思ってやることを選ぶ。これは100%スティーブジョブズの考え。これも僕の人生において大きな意味があった。感謝。
指掌(ししょう)瞑想法
両手の平を顔の前に運び、5本の指の腹同士をゆっくりと近づけて、ゆっくり優しくくっつける。その感覚を感じる。
ジョブズもやっていたという瞑想法。ヨガを楽しむ教科書に紹介さらていてやってみたが、めちゃ整う。久しぶりに本から良い収穫があった。