DIC川村記念美術館と湯楽城@千葉県
10月中旬にしては肌寒い雨の金曜日。僕は車で千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館と、成田の湯楽城というスーパー銭湯に行くことにした。
平日、雨降る中の川村美術館は訪れる人も少なく、ゆったりとした気分で作品鑑賞ができた。
室内展示では「マークロスコ シーグラムの壁画」が良かった。ずっと見ていられる。色と色の境界を見極めようとするが叶わない。
ジェームズ・タレル作品と共通するものがある。
抽象的でシンプルなんだけれど、その作品内に無限の空間を内包しているような作品。
室内展示だけでなく、広大な敷地の庭園も良かった。雨だし寒いし普通の人は歩かない。一人で庭園散歩は優雅な時間だった。
美術館のレストランでカジュアルなイタリアン?フレンチ?のコースをいただいた。自家製パンが甘くて美味しくておかわりした。前菜盛り合わせとノンアルコールビール、メインの豚のロースト、窓外の雨景色とのマリアージュを思う存分楽しんだ。
川村美術館から湯楽城までは車で30分。
30億円近い総工費と聞くが満更でもなさそう。
お台場の大江戸温泉がなくなってしまった消失感を少しでも埋め合わせてくれたらと期待したが、そもそも施設自体に「賑わい」がないからか、寂れた印象が残念だった。
風呂もサウナも悪くないんだけど。アカスリ受けたかったが、2時間待ち(アカスリを受けている客はいなかったので、出勤してないのかな)と言われて諦めた。代わりにマッサージを受けようと思ったが、マッサージ室の雰囲気がイケてなく止めた。
浴衣が着られるところは良かった。車で行くしかないのでお酒が飲めないのは残念至極。
改めてお台場大江戸温泉の偉大さを再認識した。