四次元温泉日記 宮田珠己

増改築を繰り返してまるで迷路のようになった老舗温泉旅館を巡る旅行記。

オッサン三名、昼は各自自由行動で、夜は同じ宿で晩酌と各人の旅行話に温泉を楽しむ粋な旅である。

軽妙な珠己節は相変わらず。

ニヤニヤしながら読んだ。

読んだが迷路路線だけだったら絶対読まなかった。作者後書きを読むと温泉に絞ったのは編集者のアドバイスだったという。本当に編集者は良い仕事した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です