海水浴と日本人 畔柳昭雄

海水浴が日本にどのように普及していったのかの真面目な近現代史本。

海水に浸かり、日光で全身を焦がし、海風に吹かれるのは健康に良いのだという療法的な観点から医師が推奨し、鉄道会社や旅館などの海水浴場設置による恩恵を被る人達の都市からの交通手段確保、海の家設置や積極的な宣伝などで一般庶民の娯楽として普及していった。

なにはともあれ、海水浴は最高だ。

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